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■ナポリ 国立考古学博物館
ナポリは通過するだけですが、一箇所だけこの「国立考古学博物館」ははずせないスポットです。
なぜなら、明日行く予定のポンペイの出土ブツのほとんどが、こちらに展示されているらしいのです。
ポンペイは、今回のメインイベントですから、この博物館でさらに期待を高めます。
∴行き方
ナポリ中央駅の荷物預かり(12時間3ユーロ)に大きな荷物を預けて貴重品と帽子、水だけ持って出かけました。どうやっていくのかな〜?ト思ったとき、ガイドブックを荷物に入れたまま預けてしまった事に気がつきました。あちゃちゃ。仕方がないので、インフォメーション(長蛇の列)で行き方をたずねることに。
博物館は意外と近いところにあるらしく、「地下鉄で1駅。そこから徒歩5分」とのお答え。
どっちの方向に徒歩5分なのか不安でしたが、「駅に表示くらいあるだろう」と気軽に地下鉄で向かいました。いや、この地下鉄がまた蒸し風呂みたいですごかったのですが、まあそれはいいとして、一駅のって「カブール駅」下車し、「→MUSEO(ミュージーアムの意)」の表示にしたがって、地下通路どんどん歩いて、たどり着いた先は「博物館」ではなくて、「MUSEO駅」でした。要するに二つの駅が地下通路でつながっていただけ。
しかし、そこから博物館への行き方の案内がどこにもないのです。「外に出たらで〜んとそびえているのかな?」と思って、駅の外に出てみるも、大きな広場(カブール広場)があるばかりで何の案内もなく、どの建物を見ても博物館級の古さと押し出し。(さすがに下に商店が入ってるようなのは違うとわかりますが)そして人もいない。
目の前のバス停を見ると博物館らしきマークが・・。
「これだけ案内がないと言う事は、説明不要なほどわかりやすいのだろう。近い事は間違いない」などといろいろ考え迷っていたら、目の前の一番近い建物が、博物館でした。ただ、裏手になっていて、しかも入り口が工事中だったのでわかりにくかったのでした。
さあ、いよいよ博物館へ。入場料9ユーロ、でも場内案内のパンフとかもなく、ただ、適当に歩いて回る。
「ポンペイとエルコラーノ展」というような特別展をやっていました。
館内は、エアコンなどないのですが、風の通る場所が所々あって、そういう場所ではおもいきり涼みました。気持ちよかった。やっぱりエアコンは私にはあわなと実感。
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壁画の修復の様子
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「お尻のきれいな」ヴィーナス
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ポンペイ出土。きれい〜。
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たこやき?!
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こういう出土ブツのほかに、圧巻だったのは、やはりモザイク画です。
写真は撮りませんでしたが、世界史の教科書に載っていた「アレクサンダー大王」の顔はここに収蔵されてる壁画のものですし、2000年前のものとは思えないほど鮮やかで緻密なモザイク画が多数展示されていました。
ここのミュージーアムショップで「ポンペイ発掘ガイド」日本語版を購入しました。
これで明日の遺跡見学の準備OKです。
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